2021.6.25建設事業部
省エネ住宅について ~LCCM住宅~
住省エネ宅のメリット
省エネ住宅とは、断熱、気密、換気、結露を防ぐなどの性能が従来よりも優れた住宅のことを指します。
省エネを達成するには住宅の高性能化が必要になります。そのため省エネ住宅には、夏涼しく冬暖かい、
光熱費が安くすむ、健康の維持ができるなどのメリットがあります。
その他にも、国の税制優遇措置を受けられる場合があります。
省エネ住宅の指標について
省エネ住宅には様々な考え方があり、それによって様々な指標があります。
省エネ住宅の指標になる制度で代表的なものは以下の3つです。
・HEAT20
・ZEH(nearlyZEH、ZEHready、ZEH Oriented)
・LCCM住宅
今回はLCCM住宅について説明させていただきます。
LCCMとは「Life Carbon Cycle Minus」の略で、長寿命で且つより多くのCO2削減を目標とした制度です。
名前の通り、住宅の建設、居住時、廃棄までの一生涯、つまり住宅のライフサイクル全体で、
空気中へのCO2排出量をマイナスにする住宅のことです。
LCCM住宅の基準
⼀般財団法⼈建築環境・省エネルギー機構(IBEC)がLCCM住宅の認定を行っており、
ランク別に緑の☆の数で住宅を評価されています。
IBECによる評価で☆☆☆☆☆を取得すると、LCCM住宅として認定されます。
LCCMはCO2の排出率を基準とし、ZEHを更に発展させた指標で認定が厳しく、
2012年に国による助成金制度が始まってから約180件どの認定数にとどまっています。
弊社国分モデルもLCCM住宅です。
よろしければLCCM住宅を体感してはいかがでしょうか。
デザイン設計課 津曲